マーク・トウェインと近代国家アメリカ、ほか入荷しました
『マーク・トウェインと近代国家アメリカ』中垣恒太郎/著 2012年 音羽書房鶴見書店
マーク・トウェインが生きた19世紀後半という時代は、国家イデオロギーが勃興していく時代でありながら、またトウェイン自身アメリカ民主主義やその背景にあるキリスト教中心主義に疑問の眼を向けるようになる。近代国家イデオロギーとトウェイン自身の異文化体験とを参照しながら近代国家としてのアメリカ像を再定義する。
『ステファヌ・マラルメ』菅野昭正/著 昭和60年 中央公論社
僅かな量の作品しか残さなかったにもかかわらず、現代の文学世界においても強い生命力を保ち続けている作品群を生みだしたステファヌ・マラルメ。少年期からはじまり、詩、文学、言語さらには演劇の未来を見つめる変革者としてその立場をほぼ固めたとされる時期までを描いた評伝。
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