インド哲学関係の本、入荷
● インドの「多元論哲学」を読む プラシャスタパーダ『パダールタダルマ・サングラハ』
宮元啓一/著 2008年 春秋社
世界は言語空間であって、ことばには必ずそれに対応する実在があるとするヴァイシェーシカ学派。ヴァイシェーシカ哲学は、自然を含む世界の観察を出発点とする経験論ではなく、あくまでも概念・ことばを分析することで世界を説明しようとする形而上学である。その形而上学的実在論を説く原典を翻訳解説した、本格派インド哲学シリーズの第四弾!
宮元啓一/著 2008年 春秋社
世界は言語空間であって、ことばには必ずそれに対応する実在があるとするヴァイシェーシカ学派。ヴァイシェーシカ哲学は、自然を含む世界の観察を出発点とする経験論ではなく、あくまでも概念・ことばを分析することで世界を説明しようとする形而上学である。その形而上学的実在論を説く原典を翻訳解説した、本格派インド哲学シリーズの第四弾!
● インド哲学の教室 哲学することの試み
宮元啓一/著 2008年 春秋社
「哲学する」とはどういうことか?「全体は部分の集合である」という西洋哲学の一般的な考え方によれば、部分のすべてを知覚しなければ、全体は知覚できないことになるが、それは不可能である。一方、インド哲学では、「全体が部分に内属する」と考える。つまり、どの部分をとっても、そこに全体が顕現していると考える。教師と学生の対話を通じ、西洋哲学とは異なるその独自の発想や考え方を学ぶ、シリーズ完結篇!
宮元啓一/著 2008年 春秋社
「哲学する」とはどういうことか?「全体は部分の集合である」という西洋哲学の一般的な考え方によれば、部分のすべてを知覚しなければ、全体は知覚できないことになるが、それは不可能である。一方、インド哲学では、「全体が部分に内属する」と考える。つまり、どの部分をとっても、そこに全体が顕現していると考える。教師と学生の対話を通じ、西洋哲学とは異なるその独自の発想や考え方を学ぶ、シリーズ完結篇!