岩手県での古本買取 古書宅配買取り

岩手県は東北地方の北部（北東北）に所在し、東西約122キロメートル、南北約189キロメートルと南北に長い楕円の形をしています。広さは北海道に次ぐ面積で、日本面積の4％を占めています。人口はおよそ120万人で、そのうち100万人以上は内陸部の北上盆地に集中しています。
県名は県庁の置かれた盛岡市の所属郡名「岩手郡」に由来しています。「岩手」の起源は「住民の悪鬼追討の祈りに対し、人々の信仰を集めて『三ツ石さま』と呼ばれていた大岩（三ツ石の神、現：三ツ石神社）がそれを懲罰し、二度とこの地を荒らさないという鬼の確約を岩の上に手形で残させた」という故事に倣うとされています。
岩手県はリアス式海岸の三陸海岸から見渡す絶景や、日本三大鍾乳洞のひとつに数えらえている龍泉洞など、豊かな自然あふれる観光地が点在しています。また、国宝や重要文化財に指定されている「中尊寺」、100年以上前のレトロでクラシックな建築である「岩手銀行赤レンガ館」など、歴史・文化に触れるスポットもみどころです。
県の花は「キリ」で、NHKが放送開始30周年を記念し公募により昭和30年3月22日に発表しました。岩手県産のキリは、材の光沢が強く淡紫色をおびて美しいので「南部の紫桐（むらさききり）」として知られています。県の木は「ナンブアカマツ」で、日本万国博覧会を記念し、毎日新聞社の提唱で公募により昭和41年9月26日に決定しました。ナンブアカマツは岩手県内のいたるところに生息している代表的樹種です。磨けば磨くほど優雅な光沢を出し、純和風高級材として質、量ともに日本一を誇っています。