新着情報・お知らせ

『齋藤磯雄著作集 第Ⅰ巻』(東京創元社)を入荷いたしました。

平成3年 東京創元社 齋藤磯雄(1912~1985年)は日本の仏文学者です。 小さいころから漢籍や聖書に親しんで育ち、中学生のころに仏文学を志しました。辰野隆を追って法政大学に入りましたが叶わず、豊島与志雄や阿藤伯海に師事します。卒業後はリラダンやボードレールや近代フランス音楽の ...

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『あの音を求めて モリコーネ、音楽・映画・人生を語る』(フィルムアート社)を入荷いたしました!!

2022年 エンニオ・モリコーネ/アレッサンドロ・デ・ローサ 石田聖子 ほか訳 フィルムアート社 モリコーネ(1928-2020)はイタリアの映画音楽作曲家、指揮者、編曲家、トランペット奏者です。サンタ・チェチーリア音楽院を卒業後、スタジオミュージシャンとして働きながら、ゴースト ...

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『百貨店の文化史 日本の消費革命』を入荷いたしました。

1999年 山本武利 ほか編 世界思想社 明治から戦前にかけて華士族から旧中間層・新中間層、労働者や農民層へ消費文化が拡大していったことを「消費革命」ととらえ、本書は日本の近代化や日本人の思想や行動への影響を問い、「百貨店史」の視点から消費革命の実相へ迫ってゆきます。百貨店は多様 ...

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~石元泰博『桂離宮 空間と形』(岩波書店)を入荷いたしました~

昭和58年 石元泰博 写真 磯崎新・熊倉功夫・佐藤理 解説 岩波書店 桂離宮は桂川中流域にたてられている正親町天皇の嫡孫八条宮家の別荘、離宮です。1620(元和6)年頃創建されました。古書院、中書院、新書院と庭園で構成されています。桂川の水を引いた池を中心とした回遊式庭園には月波 ...

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!!ヴィーコ『新しい学』(法政大学出版局)を入荷いたしました!!

2007年 ヴィーコ著 上村忠男 訳 法政大学出版局 ジャンバッティスタ・ヴィーコ(1668~1744年)はイタリアの哲学者です。 ナポリの貧しい本屋に生まれ、転落事故にあったのち憂鬱な人柄になり学校になじむことが出来ず自学自習で哲学や文学、歴史学、法学、自然学などを学ぶ。青年期 ...

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『市民と礼儀 初期近代イギリス社会史』(牧歌舎)を入荷いたしました。

2008年 ピーター・バーク ほか編 木邨和彦 訳 サー・キース・トマスのオックスフォード大学コーパス・クリスティ・カレッジ学寮長の退官記念に謹呈された本エッセイ集は、かれの近世イギリス史研究によって幅広く光をあてられたなかのテーマのひとつである「礼儀」にかんするものです。「礼儀 ...

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西洋古典叢書『初期ストア派断片集』(京都大学学術出版会)を入荷いたしました。

2000年 中川純男 訳 ストア派はヘレニズム哲学の一派であり、紀元前3世紀初め古代ギリシアのゼノンによってはじめられました。降りかかってくる運命をどのように克服してゆくかを考えた哲学です。くわしくは、キティオンのゼノンがストア・ポイキレとい彩飾柱廊で哲学を説き名声をひろげ、アテ ...

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ジンメル『社化学』(白水社)を入荷いたしました!!

ジンメル著 居安正 訳 白水社 ゲオルク・ジンメル(1859~1918)はドイツの哲学者・社会学者です。ベルリン大学で歴史、民族心理学、哲学を修めたのち哲学博士となりました。ジンメルはニーチェ、ディルタイやベルグソンとともに「生の哲学」者として名高く、また形式社会学を提唱したこと ...

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!!藤井輝久『天皇系図の分析について』を入荷しました!!

2005年 今日の話題社 著者の藤井輝久は慶応大学法学部卒業後、裁判官を経て同大学の講師を務めた人物です。現在は弁護士、監査役、海事保佐人。著書に『家庭の法律早わかり百科』『写楽の謎』『命法』などがあります。 本書は「これは今までの古代史を覆す書である。」とはじめられるように歴史 ...

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『古代多胡碑と東アジア』(山川出版社)を入荷いたしました。

2005年 東野治之・佐藤信 編 山川出版社 日本三古碑のひとつに数えられる多胡碑とは群馬県高崎市吉井町池字御門にある金石文の古碑で、多胡郡建郡を記念して和銅4年ごろに建碑されました。本書は平成16年7月に多胡碑研究委員会により開催された公開シンポジウム「多胡碑と東アジア」の書籍 ...

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鳴海邦匡『近世日本の地図と測量 村と「廻り検地」』(九州大学出版会)を入荷いたしました。

2007年 鳴海邦匡 九州大学出版会 本書は17世紀から19世紀までの日本で測量に基づき制作された村の地図を検討したもので、地方で作製された手書きの地図を対象としています。大阪府と兵庫県にまたがる北摂地域の山論絵図が中心的に扱われ、これまでの地図研究の中心は刊行図が比重を占め、手 ...

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『名跡墨場必携 新装版』を入荷しました!

2010年 阿保直彦・片山智士 編著  木耳社 市河米庵の『新註 墨場必携』には良い語句や詩文が多くおさめられておりますが、そこへ書作例が加わるともっと完成度の高い便利なものになります。そうした要望から本書『名跡墨場必携 新装版』は『墨場必携』の中から語句や詩文を選び、長い歴史の ...

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!!白川静著作集『詩経』を入荷いたしました!!

2000年 平凡社 白川静(1910-2006)は漢字研究者で、中国最古の字書『説文解字』の研究を手掛け、甲骨文や金文を中心に数多くの業績を持つ日本を代表する学者の一人です。長年の漢字研究の成果は『字統』『字訓』『字通』の三冊の辞典へ集積されましたが、その基礎には『初期・後期万葉 ...

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宮永孝『幕末オランダ留学生の研究』を入荷いたしました!

1990年 宮永孝 日本経済評論社 宮永孝は異文化交渉・交流史、日本洋学史、比較文学を専門とする日本の歴史学者です。『文壇の異端者エドガー・アラン・ポーの生涯』『阿蘭陀商館物語』『万延元年のアメリカ報告』『社会学伝来考』など多数の著作があります。本書『幕末オランダ留学生の研究』は ...

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石井恭二『正法眼蔵 注釈・現代訳』を入荷いたしました。

1998年 石井恭二 注釈・現代訳 河出書房新社 正法眼蔵は鎌倉時代に道元が著した仏書です。全仏法の根源である釈尊の悟りの原体験へ直結する禅定体験を通じて、坐禅を「正伝の仏法」ととらえ唯一絶対行こそが安楽の道であると説かれています。また近代哲学とも比較されることのある存在論の問題 ...

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年末年始休業のお知らせ

ご愛顧いただき誠にありがとうございます 誠に勝手ながら下記の日程を年末年始休業とさせていただきます 2024年12月29日(日)~2025年1月5日(日) 年明けは6日(月)より通常営業となります 「日本の古本屋」「メール」「お電話」などにて頂戴しておりますご注文は2024年12 ...

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鎌田茂雄『中国仏教史 初伝期の仏教/受容期の仏教/南北朝の仏教/隋唐の仏教』(東京大学出版会)を入荷しました。

2002年 東京大学出版会 鎌田茂雄(1927~2001年)は日本の仏教学者であり、中国仏教史研究に大きな業績を持つ。僧名は慧忍。 終戦後、駒澤大学予科で学び、円覚寺で参禅する。同大学仏教学科へ進んだのち、東京大学大学院人文科学研究科印度哲学専門課程へ進み華厳学を専攻しました。東 ...

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!!『花鳥絢爛 刀装 石黒派の世界』(東京美術)を入荷いたしました!!

刀剣博物館 編 東京美術 2016年、刀剣博物館で催された「花鳥絢爛 刀装 石黒派の世界」展。本書はその図録として刊行されました。刀剣博物館は日本美術刀剣保存協会の付属施設として開館し、刀剣・刀装具・甲冑・金工資料など国宝や重要文化財を含む約200点を所蔵した日本有数の資料館です ...

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笠嶋忠幸『日本美術における「書」の造形史』(笠間書院)を入荷いたしました。

2013年 笠嶋忠幸 笠間書院 笠嶋忠幸は出光美術館学芸課長代理や様々な大学で講師を務める日本の美術史学者です。著書には『鉄斎「富士山図」の謎』や『書を味わう 鑑賞の手引きとくずし字解』などがあります。 本書は日本美術史上に取り上げられてきた「書」作品の造形分析を行い、表現の工夫 ...

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『真鍋俊照著作集 全3冊揃い』(筑摩書房)を入荷いたしました!!

2021年 筑摩書房 真鍋俊照は日本の仏教美術学者、四国大学教授、仏画家、真言宗権大僧正。東京に生まれ、高野山大学と東北大学で学び、奈良国立文化財研究所や金沢文庫で学芸員を務めるなどし、98年には四国霊場第四番大日寺住職となっている。『タンカ チベット・ネパールの仏画』『邪教・立 ...

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『縮刷版 神道大辞典』(臨川書店)を入荷いたしました。

宮地直一、佐伯有義 監修 臨川書店 『神道大辞典』は昭和12年から15年にかけて平凡社より出版された神道関係の用語や祭神祭礼などについて解説した全3巻本の辞典です。皇紀2600年の祝典記念として計画されはじめは全5巻として構想されていましたが時局の影響で3巻で終わってしまいました ...

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『律令 日本思想大系』(岩波書店)を入荷いたしました。

1990年 井上光貞 ほか 岩波書店 律が刑法、令が行政法などに相当する東アジア古代国家の法典「律令」は中国秦・漢、南北朝期に出現し、隋・唐で発達しました。唐以前のものは喪失してしまいましたが、唐律は唐律疏議。令は唐令拾遺が復元されています。 日本でも唐代のものに習い、7世紀後半 ...

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『メイエルホリド ベストセレクション』(作品社)を入荷いたしました。

2001年 岩田貴 ほか訳 作品社 メイエルホリド(1874-1940)はソ連邦の俳優、演出家です。チェーホフやゴーゴリらの戯曲を世に送り出し、西洋近代演劇を進めたネミロビチ・ダンチェンコの指導を受けたあと、モスクワ芸術座へ入りスタニスラフスキーの弟子となりました。モスクワ芸術座 ...

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『胡適 1891-1962 中国革命の中のリベラリズム』を入荷いたしました。

2018年 ジェームズ・B・グリーダー著 佐藤公彦 訳 藤原書店 胡適(1891~1962)は中国の文学者、思想家、教育行政家です。アメリカへ留学し、デューイのプラグマティズムに学び、西洋口語文化の影響から中国も言文一致であることを「文学改良芻議」『新青年』で主張したことで文人階 ...

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太田次吉『土佐英信流』を入荷いたしました。

昭和55年 太田次吉 ぺりかん社 英信流は居合道の一流派です。長谷川主税介英信(1602~1719)は武術諸芸に優れており、紀州藩に仕えたのち江戸に上り、林崎居合流や無双直伝流和儀を万野団右衛門信貞に学び、無双直信英信流を開きました。英信流の土佐への普及は土佐藩の林六大夫守政(1 ...

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