新着情報・お知らせ
バロックの光と闇、ほか入荷しました
『バロックの光と闇』高階秀爾/著 2001年 小学館 現在では、絵画、彫刻、建築、デザインという明確な区分は通用しない。こうしたジャンルの細分化は、国境設定による国民国家の成立と同じく、もっぱら近代の産物である。今やジャンルの境界は溶解し始め、大きな目で見ればそれは近代というシ ...
サルトルとマルクスⅠ・Ⅱ、入荷いたしました。
サルトルとマルクスⅠ・Ⅱ 北見秀司 フーコー、ドゥルーズ、ネグリの後に、誰も知らないサルトルが姿を現した。歴史とは他者の支配の下でしかないのか、他者の支配の下生きることは生き延びることでしかないのか、生としての生は、自由はどうなるのか・・・。「後期」マルクスの疎外論 ...
社会システム理論 ニコラス・ルーマン著、入荷いたしました。
社会システム理論上下巻 ニコラス・ルーマン(著) 佐藤勉(訳) 社会学の世界にあってパーキソン亡き後一般的な総合理論は構築されておらず、科学技術の進歩による人間社会の変化が顕著な昨今、一書をもって社会を説明するのは難業である。豊穣多産なルーマンはあえて挑み現代社会 ...
シモーヌ・ヴェイユ関連の本、入荷いたしました。
左:シモーヌ・ヴェイユの哲学 ミクロス・ヴェトー(著) 今村純子(訳) 右:シモーヌ・ヴェイユの詩学 今村純子 ・シモーヌ・ヴェイユの詩学 今村純子 本書は、美学・詩学の視点からヴェイユの思想を体系的に論じ、その真髄を明らかにしていく。自らの「工場生活の経験」(19 ...
マルクス関連の本を入荷いたしました。
左:マルクス主義と全体性 ルカーチからハーバーマスへの概念の冒険 マーティン・ジェイ 右:段階論の研究 マルクス・宇野経済学と<現在> 新田滋 ・マルクス主義と全体性 ルカーチからハーバーマスへの概念の冒険 マーティン・ジェイ 多くの人の影響を与え続けている ...
中世文学の回廊、ほか入荷しました
『中世文学の回廊』小林保治/監修 2008年 勉誠出版 『今昔物語集』『平家物語』『伊勢物語』『徒然草』『風姿花伝』等々、説話や軍記、日記・随筆、詩歌、能・狂言など多様な文学ジャンルが華々しく栄えた中世文学の魅力を、現在活躍している文学研究者約40人が最新の研究成果を踏まえて、 ...
単一民族神話の起源、ほか入荷しました
『単一民族神話の起源 「日本人」の自画像の系譜』小熊英二/著 1997年 新曜社 大日本帝国時代から戦後にかけての時代、「日本人」において共有される単一民族神話が、いつ、どのようにして発生してきたのか。民族の純血意識、均質な国民国家志向、異民族への差別や排斥など、民族というアイ ...
ヘーゲル関連の書籍入荷いたしました。
左:法哲学講義 G.W.F.ヘーゲル 長谷川宏(訳) 右:ヘーゲル伝 K.ローゼンクランツ 中埜肇(訳) ・法哲学講義 G.W.F.ヘーゲル 長谷川宏(訳) 自由な精神を前提とする近代市民社会において、なにが正義でなにが善であるのか、現実的なものは理性 ...
西田幾多郎 他性の文体、ほか入荷しました
『西田幾多郎 他性の文体』小林敏明/著 1997年 太田出版 西田幾多郎は何故「…でなければならぬ」を連発しなければならなかったのかだろうか。そして、主語と述語の極としての「真の無の場所」とはだったのか。哲学における言文一致問題とは何か。 『忘我の告白 叢書・ウニ ...
釣り・魚の本を新入荷
釣り、魚・両生類などの趣味の本や動植物など自然科学の図鑑や書籍を入荷しました。 特に釣りと魚に関する本を多数入荷していますので、ご興味のあるお客さまはぜひお立ち寄りください。写真が多く、お子さまにもお楽しみいただけるような商品も若干数ですがございますので、ご家族連れでもどうぞ! ...
小林秀雄、ほか入荷しました
『小林秀雄』前田英樹/著 1998年 河出書房新社 その生涯を通して小林秀雄が行い続けた、実に様々な人物・対象への比類なき批評の数々。出来事と質の潜在性への追究から生れてくる、その強靭かつ繊細な思考の秘密に迫る。従来の小林秀雄像をくつがえす決定的論考。 『韜晦の軌跡 小林秀雄論 ...
吉本隆明の著書を入荷!
詩人で評論家としても活躍し、多数の著書をのこしている吉本隆明。 当店では先日、吉本氏の著作や他著者による評論書を入荷しました。 写真は、『吉本隆明全詩集』です。 本書は、刊行された著者の詩集すべてと、発表されたすべての未刊行詩篇および単行本未収録詩篇を集成している。全単行詩集に加 ...
室町能楽論考、ほか入荷しました
『室町能楽論考』中村格/著 平成6年 わんや書店 著者が発表してきた論考の中から25本を採り上げ、内容面から6編に分けて構成した一冊。著者にとっての関心事である能の形成・発展期における諸問題の解明を中心として、能の舞台となる地域や能と庶民信仰の関係、能受容のあり様にみられる時代 ...
モンスター・ショー 怪奇映画の文化史、ほか入荷しました
『モンスター・ショー 怪奇映画の文化史』デイヴィッド・J・スカル/著 栩木玲子/訳 1998年 国書刊行会 本書は怪奇・ホラー映画の歴史を、多くの図版資料と興味深いエピソードによって辿る怪奇映画史の決定版。また本書はホラー・ファン向けの本であるに止まらず、怪奇映画に登場する怪物 ...
聴くということ、ほか哲学書が新入荷いたしました
『聴くということ 精神分析に関する最後のセミナー講義録』エーリッヒ・フロム/著 堀江宗正・松宮克昌/訳 2012年 第三文明社 本書は、フロムの高弟の一人であり、彼の遺稿の指名管理者であるライナー・フンクがフロムの終の棲家となったスイスのロカルノで行われたセミナーの講義録を一冊 ...
寄席に関する本を新入荷
六代目三遊亭圓生(1900ー1979)による寄席の本を入荷しました! 左:平成12年 青蛙房発行 寄席の内と外をおなじみの圓生師匠の高座口調そのままにお届けする。第一部には寄席歳時記、寄席風物詩、楽屋実語教、寄席経済学などを収録。第二部では充実の後半生をつづっている。 右:平成1 ...
ドゥルーズ関連の本を入荷いたしました。
左:ドゥルーズと創造の哲学 この世界を抜け出して ピーター・ホルワード/松本潤一郎(訳) 右:ドゥルーズ/ガタリの現在 小泉義之・鈴木泉・檜垣立哉(編) ・ドゥルーズと創造の哲学 この世界を抜け出して ピーター・ホルワード/松本潤一郎(訳) ジジェク、バディウなどに ...
日本の軍に関する古書を入荷
日本の陸・海・空軍や第二次世界大戦前か戦後にかけての戦史・軍記を入荷しました。 お探しのお客さまはお見逃しなく! 店頭のみで販売している商品も多数ございますので、お立ち寄りいただけますと、幸いです。 さてこちらは、それぞれ軍事史と軍隊の用語の古本です。 写真左から『日本軍事史 上 ...
植物学と植物画、ほか入荷しました
『植物学と植物画』大場秀章/著 1996年 八坂書房 ルドゥテ、エイレット、フィッチ、バウアー兄弟、マティルダ・スミス、リリアン・スネリング等、植物学者の活躍を支えたサイエンティフィック・イラストレーターたちの系譜とその足跡、現代の植物画家たちの活躍、さらにボタニカル・アート ...
消えゆく言語たち、ほか入荷しました
『消えゆく言語たち 失われることば、失われる世界』ダニエル・ネトル他/著 島村宜男/訳 2001年 新曜社 生物種の絶滅と軌を一にして、世界の大部分の言語が急速に消滅していっている中、言語の多様性をどのようにして守っていくのか。そもそも言語はいかにして死んでゆくのか、そして我 ...
秘密マンダラの世界、ほか入荷しました
『秘密マンダラの世界』八田幸雄/著 1988年 平河出版社 マンダラは直観的に神秘の世界に誘い込む大きな魅力を持つ。四百余尊に及ぶ膨大な諸仏諸尊の集団である胎蔵マンダラ。整然とした図形展開をみせる金剛界。本書では、金胎不二のマンダラを教理の面から解説し、体験の世界へといざなう。 ...
狭衣物語などの平安文学評論書を入荷
平安時代の後期に成立し、広く読まれた狭衣物語。禖子(ばいし)内親王宣旨が作者といわれ、源氏物語の影響を強く受けていると評されるものの、近年は完成度の高い作品として見直そうという動きもある。 先日、狭衣物語に関する研究書をいくつか入荷しましので、一部をご紹介します。 左・『狭衣物語 ...
ピエール・ブルデュー『国家貴族Ⅰ・Ⅱ』、入荷いたしました。
ピエール・ブルデュー著書 『国家貴族 エリート教育と支配階級の再生産Ⅰ・Ⅱ』2012年 ―教育社会学から国家社会学へ― 膨大な文献資料・統計データを元に1960~80年代のフランスにおける支配階級再生産の社会基盤を分析し、「権力維持に文化・教育が果たす役割」についての一般理論を展 ...
仏教書を新入荷!
正確な内容把握に加え、現代感覚にあふれる国訳・註釈と解説で大蔵経を味読することがかなう新国訳大蔵経。大蔵出版の一大叢書・新国訳大蔵経の一部を入荷しました。お探しのお客さまはぜひお見逃しなく! 写真は、インド撰述部、密教部の2冊です。 左から、大日経、分別聖位経他 左:大日経は漢訳 ...
装丁探索、ほか入荷しました
『装丁探索』大貫伸樹/著 2003年 平凡社 「胸キュン本」「頬擦り本」「添い寝本」など、美しくも愛しい本の数々。第一部「装丁探索」では橋本五葉からはじまり、棟方志功や安野光雅が手掛けた装丁や、谷崎潤一郎、木下杢太郎、芥川龍之介等作家による装丁論などを紹介し、第二部「針金綴製本 ...