新着情報・お知らせ
神学書入荷
哲学的神学・キリスト教的神学についての古書を入荷しました。その他キリスト教書・仏教書などの宗教書全般も在庫がございます。あわせてご覧下さい。 左・『神学通論』は、シュライアマハーが神学部の学生に、ベルリン大学で教えるようになってから繰り返されるようになった講義であり ...
醜の美学、ほか新入荷
『醜の美学』カール・ローゼンクランツ/著 鈴木芳子/訳・解説 2007年 未知谷 あらゆる芸術ジャンルを厖大な資料を読み解き古今にわたって検討し、美学のなかの「醜」という新たな問題設定を示す。1853年、美学の革新的テーマとして「醜」を取りあげ、後世に多大な影響をあたえた。現代 ...
易経、ほか新入荷
『増訂 易経』三浦國雄/著 2008年 東洋書院 易は運命を告げる書であり、宇宙の秘密を解く鍵であり、人生に起こり得べきすべての象徴である。高踏的であって庶民的、哲学的であって通俗的。易はある意味での科学、コンピューターテクノロジーの原型となる。家相は千変万化する人体宇宙のため ...
生業から見る日本史、ほか新入荷
『生業から見る日本史 新しい歴史学の射程 歴博フォーラム』国立歴史民俗博物館/編 2008年 吉川弘文館 民衆が生き抜くため取り組んできた「生業」という分析概念を軸として、民俗・考古・日本史学による学際的研究を結集し、分析概念を共有化させ共同でその実態解明にあたる。生業の豊かさ ...
近年に発行された天体物理学の古本
数はそれほど多くはないのですが、2010年代に発行された使用感が少ないキレイな理工書・物理学書を入荷しました。 こちら、『ラプラスの天体力学論』は、フランスの数学者ピエール=シモン・ラプラスの『天体力学』の日本初の完訳です。 全5巻構成で、1巻はニュートンやケプラーの運動法則を解 ...
大正の東京、ほか新入荷
『史料が語る 大正の東京100話』日本風俗史学会/編 2002年 つくばね舎 第一次世界大戦後、再び大東京へ向かって人口が増大していく。戦後の好況で東京の街は変貌をとげ、西南漸運動を開始した。そして、関東大震災の天災もあって、明治東京は消え失せた。 大正の時期、東京の人々は育て ...
海外文学の評論・研究書を入荷
突然ですが、“墓マイラー”という言葉を聞いたことがありますか? 歴史上の人物や著名人のお墓をめぐって故人におもいをはせたり、街歩きの一環として墓参りをする人のことをこう呼ぶそうです。 本日は、そんな墓マイラーの方ならばきっと気になるに違いないと思うこちらの1冊。(そうではない方も ...
人麻呂の方法、ほか入荷しました
『人麻呂の方法 時間・空間・「語り手」 北海道大学大学院文学研究科研究叢書7』身崎壽/著 2005年 北海道大学図書刊行会 本書は、古代和歌がその黎明期=万葉時代において、詩的=和歌的表現の可能性をいかにして切り開いていったのかを、万葉歌人である柿本人麻呂の作品の考察を通して究 ...
永遠のファシズム、ほか新入荷
『永遠のファシズム』ウンベルト・エーコ/著 和田忠彦/訳 1998年 岩波書店 現代イタリアの代表的知識人による政治的・社会的な発言集。湾岸戦争・ネオナチの台頭・難民問題など近年の問題を取り上げ、ファジーなファシズムの危険性を説く。現代的課題を深く問い詰めた思想的問題提起の書で ...
日本語学・言語学の本を入荷しています
先日、言語学の中でも特に「日本語学」の書籍をまとめてお売りいただきました。日本語の歴史、音声学、アクセント、方言、文法学、漢字学、対照言語学などについての専門的な書籍がほとんどです。 中にはこちらのような本もございます。 『文字の言語学』 フロリアン・クルマス著 斎藤伸治訳 本書 ...
シモーヌ・ヴェイユの詩学、ほか新入荷
『シモーヌ・ヴェイユの詩学』今村純子/著 2010年 慶応義塾大学出版会 美学・詩学の視点からヴェイユの思想を体系的に論じ、その真髄を明らかにしていく。自らの「工場生活の経験」を遠景にもちつつ発語された「労働者に必要なのは、パンでもバターでもなく、美であり、詩である」というヴェ ...
中国と古代東アジア世界、ほか入荷しました
『中国と古代東アジア世界 中華的世界と諸民族』堀敏一/著 1993年 岩波書店 中華帝国の漢民族を中心とする中華と異民族である夷狄から天下が成り立つという独自思想=中華思想の形成と展開を諸民族との外交システムの中において捉え、日本・朝鮮および北方諸民族と中国から形成される古代東 ...
写真と文学、ほか入荷しました
『写真と文学 何がイメージの価値を決めるのか』塚本昌則/編 2013年 平凡社 写真は19世紀においてはそれを軽視する言説が流布され、そのステイタスはあやふやなものとしてとどまっていたが、今日においては小説、エッセー、自伝、戦争をめぐる証言や創作の中において、独特の力を持つよう ...
民俗学の本、入荷しました
『柳田國男を読む』千葉徳爾/著 1991年 東京堂出版 柳田國男の文章の多くは、事実の記載と自ら推論とを叙述するに止まって、結論を差し控えているため、今日の知識と状況をふまえて考えると、かえって意外な着想の妙と新たな展開を抱えている者にとっては、意想外のヒントが得られることだろ ...
事件としての徂徠学などの思想書を入荷
哲学・思想書の入荷が続いております。 西洋哲学・東洋哲学(日本・中国など)に加えて西洋近代思想、東洋の思想についての古本を取り揃えています。 こちらは、江戸中期に儒学思想を唱えた荻生徂徠(1666-1728)の“徂徠学”について書かれた書籍です。 1990年 青土社発行 本書で著 ...
三つの文化、ほか入荷しました
『三つの文化 仏・英・独の比較文化学 叢書・ウニベルシタス710』ヴォルフ・レペニース/著 松家次朗/他訳 2002年 法政大学出版局 フランス、イギリス、ドイツにおける社会学と自然科学と文学との相互関係。本書は近代産業社会の急速な変化を経験した人間にとって適切な「人生学」の提 ...
キリスト教など宗教書を入荷しました
さて、日本でキリスト教と聞いてまず思い当たるのは、カトリックとプロテスタントの2派ではないでしょうか。そして、“ハリストス正教会”というもう一つのキリスト教会の存在を知る人は少ないのでは、と思います。 しかしこの教団は、明治時代においては並々ならぬ力量を持った一大集団だったといい ...
芸術の存在論、ほか入荷しました
『芸術の存在論 世界述語としての芸術存在』藤田一美/著 1995年 多賀出版 本書は哲学としての美学の可能性を存在論的エートス論と世界述語論を構造契機とする存在論のとして試みたものであり、この歴史世界において存在論の枠組みにおける芸術的なるものの在り方とその意味を存在論的体系に ...
東北の地獄絵、ほか入荷しました
『東北の地獄絵 死と再生』錦仁/著 平成15年 三弥井書店 お彼岸やお盆に寺院の本堂にかけられた「地獄極楽図」。地獄と極楽をきわだたせ、地獄での断罪から極楽への救済の道筋を描き出したこの絵に、人々は何を感じ、学び、求めたのか。秋田県における「地獄極楽図」に関する調査結果や地獄の ...
店頭で絶版漫画を100円均一で販売中です
2月頃から倉庫に保管していた漫画を店頭のワゴンで100円均一にて販売中です。100円均一といっても以前駿河台下店で500円から2,000円位で販売していた漫画が多く、一人で沢山買われていく方もおられるくらい大変お買い得です。サンコミ。キングコミック、藤子不二雄、手塚治虫、水木しげ ...
八幡製鐵所史の研究、ほか新入荷
『八幡製鐵所史の研究』長野暹/編著 2003年 日本経済評論社 設立準備期から第二次大戦期までの、長期にわたる八幡製鉄所の事業活動。在来の技術や兵器生産との関連、原料および原料炭の供給などを、従来にない総合的分析により解明した。 『伊藤博文 近代日本を創った男』 ...
気象や地震についての古本
広くは環境や考古学、歴史等に関わる気象や地震について書かれた本を先日入荷しました。 入荷数は多くありませんので、お買い求めはお早めにどうぞ! 写真左・『気候で読み解く日本の歴史』 は、日本人の祖先が気候変動に対して、どのように向かってきたかについてを歴史の流れに沿って記しています ...
プリニウス博物誌、ほか入荷しました
『プリニウス博物誌 植物篇』大槻真一郎/責任編集 1994年 八坂書房 地中海世界を中心にペルシア、アラビア、インドを含む地域に生育する植物約600種を収録している。性状や栽培法はもとより、薬用、食用、酒、香料、木材などへの利用法を神話・伝説・歴史にもふれながら詳述する。古代ロ ...
中世の旅芸人、ほか入荷しました
『中世の旅芸人 奇術師・詩人・楽士 叢書・ウニベルシタス859』ヴォルフガング・ハルトゥング/著 井本晌二・鈴木麻衣子/訳 2006年 法政大学出版局 西洋キリスト教世界においてはアンビヴァレントな存在であった旅芸人。その起源と出自や教会や宮廷との関係、またそのヘアスタイルや衣 ...
『キング』の時代、ほか入荷しました
『「キング」の時代 国民大衆雑誌の公共性』佐藤卓己/著 2003年 岩波書店 日本初の100万部を達成し、「雑誌の黄金時代」を築いた伝説的な雑誌『キング』。この熱狂的な支持を受けた「国民大衆雑誌」のもつ意味を、同時代のメディア等との比較からメディア史的文脈の中において捉え直し、 ...