新着情報・お知らせ
奇想の系譜、ほか新入荷
『奇想の系譜 又兵衛-国芳』辻惟雄/著 1993年 ぺりかん社 本書は、1968年の美術手帖7~12月号を連載された原稿に、新しく長澤芦雪の1章を書き足したもので、江戸時代にエキセントリックでファンタスティックなイメージの表出を特色とする画家の系譜をたどった。登場する人物は、 ...
相対論の形成、ほか入荷しました
『相対論の形成 広重徹科学史論文集1』西尾成子/編 1980年 みすず書房 著者広重徹氏の日本における科学の社会史と現代物理学の学説史という科学史上における大きな二つの仕事のうち、本書は著者の本領とも云うべき物理学史研究の仕事をまとめた。特殊相対論に至る電磁気理論の歴史的研究で ...
東洋医学の古本を大量入荷!
鍼灸、ツボ、気功、漢方薬…などなど東洋医学の本をたくさん新入荷しましたので、お探しのお客様はどうぞお見逃しなく! 店頭に置ききれず倉庫にある商品もございますので、「ネットで見つたけど商品が見つからない!」などどいう場合はぜひお気軽にお声がけください。 ※インターネットに掲載してい ...
評伝 北一輝
中公文庫をはじめ、岩波文庫、ちくま文庫、学術文庫などが多数入荷中です。 本日入荷の『評伝 北一輝』中公文庫全5冊揃本で、松本健一著の2014年の発行です。 日本近代史上最も危険な革命思想家といわれている、北一輝。 その特異な人間像と強靭な精神を描く全五巻本。 第1 ...
現代文学として読む古典
『古事記』『万葉集』『源氏物語』等々…。古典といえば文法を暗記させられるのがイヤだった高校の古文を思い出す…という方は多いのではないかと思います。なんとこの本の著者も高校時代には古文は苦手中の苦手だったといいますから不思議なものです。 さて、本書はトポスつまり、“異空間”に着目し ...
ツヴァイクの本
シュテファン・ツヴァイクは、オーストリア生まれの作家・評論家。ユダヤ系。長編小説と短編、多くの伝記文学を残した。 『昨日の世界 1・2 みすずライブラリー』原田義人/訳 1999年 みすず書房 ナチズムが席巻するヨーロッパを逃れ、アメリカ大陸に亡命したツヴァイク。1940年頃、 ...
音楽の本の入荷情報
ジャズ・クラシックなどの音楽の本を入荷しております。 当店では、音楽の古本だけではなく、CDやDVDも買取しています。主な買取対象は、クラシック、ジャズ、オペラです。店頭での販売はしておりませんが、買取の実績はございますのでご処分をご検討のお客様は、ぜひご相談ください。 入荷致し ...
中世都市の形成、ほか入荷しました
『中世都市の形成 北西ヨーロッパ』A.フルヒュルスト/著 森本芳樹・藤本太美子・森貴子/訳 2001年 岩波書店 現在のベルギー、オランダを中心とする北西ヨーロッパ地域における中世都市形成の変遷を、政治史・宗教史・農村史・考古学・地理学等の最新知見をもとに叙述。アンリ・ピレンヌ ...
日記文学の古本を入荷しました
国文学書の中でも、『蜻蛉日記』、『紫式部日記』などの日記文学に関する研究書を入荷しました。 『土佐日記』とともに日記文学のはじめとされている『蜻蛉日記』。女流文学としても現存仮名文学作品としても初期のものである。本書では『蜻蛉日記』の作品中の個々の表現自体に着目しその分析を通して ...
居合についての本を入荷しました
居合・日本刀に関する本を入荷いたしました。 「居合」は、古武道の抜刀術(居合術)を現代武道化したとされ、その始まりは戦国時代といわれている。江戸時代には数多くの流派が誕生した。 中でも現代居合道界の最大流派のひとつといわれる、「無双直伝英信流」。 『詳解居合 無双直伝英信流』 は ...
小学館・アートセレクション、新入荷!
小学館のアートセレクションシリーズは、仏像や絵巻、壁画や若冲まで、建造物や浮世絵・絵画などの芸術を全カラーページで多数の図版と共に、鑑賞のポイントなどをわかりやすく解説している。 入荷の中から、数冊ご紹介致します。販売価格も1,000円前後とお買い求めやすい価格となっております ...
雪舟の芸術、ほか新入荷
『雪舟の芸術 水墨画論集』金澤弘/著 2002年 秀作社出版 雪舟没後500年が経ち、室町水墨画研究の第一人者が、雪舟の作品について多面的に論じる。併せて中世水墨画の歴史的背景を考察し、多数の雪舟の図版や、関係年表も収録した学術的価値の高い労作。 『江戸絵画の不都 ...
平家物語の文学史、ほか新入荷
『平家物語の文学史』原田敦史/著 2012年 東京大学出版会 質・量ともに大きく異なる数多くの諸本がある『平家物語』。延慶本を含め、諸本の複雑極まる関係が明らかになってきている中、読み本系、語り本系との関係はどのようなものであるのか。読み本系の延慶本や語り本系の屋代本等の本文研究 ...
ロシア昔話、ほか新入荷
『ロシア昔話』ウラジーミル・プロップ/著 斎藤君子/訳 1986年 せりか書房 20世紀の口承文芸学の代表する研究者であるウラジーミル・プロップ。彼の死後、出版の準備をしていた手稿が発見され刊行された一冊。視野の広さ一貫した厳格な論理性のもとに研究・考察され、昔話の4つのジャン ...
鯰絵、ほか新入荷いたしました
『鯰絵 震災と日本文化』宮田登・高田衞/監修 平成7年 里文出版 科学的知識が普及した現在では、鯰が大地の底にいて、大地震を起こすというのは迷信の一片に過ぎない。 1855年(安政2年)、江戸を襲った安政大地震直後、大量に発行された鯰絵は、巨大な鯰が暴れまわる。鯰絵の謎と魅力に ...
建築に関する古本を入荷しました
国王の寵愛を受けた御用建築家か革命思想を体現する理想主義者か。 画期的な理想都市を構想した建築家ルドゥーは2つの顔を持っていたといわれている…。 本書は、18世紀の建築家クロード・二コラ・ルドゥー(1736-1806)の、建築と都市についての思想の革新的な展開につい ...
宮沢賢治『春と修羅』論、ほか新入荷
『宮沢賢治「春と修羅」論 言語と映像』奥山文幸/著 1997年 双文社出版 『春と修羅』は過剰な表現に満ちあふれ、一般的な理解や伝達を困難にするほどに表現自体の飛躍が多い。にも関わらずその作品世界は賢治の独自の「心象スケッチ」という徹底された方法によりシステマチィックに構成され ...
ユニークな視点の芸術論
金から紙、現代では電子マネーへと時代とともに姿を変えてきた貨幣。 その「貨幣」と「芸術」に一体どんな関係が!? 『芸術と貨幣』 マーク・シェル著 小澤博訳 本書では、接点などないと思える芸術と文明の産物の中に貨幣という共通語を見出し、また視覚芸術における多様な美的・宗教的・政治的 ...
ルネサンスを彩った人びと、ほか新入荷
『ルネサンスを彩った人びと ある書籍商の残した「列伝」』ヴェスパシアーノ・ ダ・ビスティッチ/原著 岩倉具忠・岩倉翔子・天野恵/訳 2000年 臨川書店 ルネサンス期フィレンツェの書籍商であったヴェスパシアーノ・ダ・ビスティッチが、その職業を通じて交流を持った当代名士の伝記を収 ...
鬼海弘雄の写真の本を入荷
1973年より、浅草で出会った人々を長年撮り続け、その独特なポートレイトで名が知られるようになったという写真家・鬼海弘雄。『や・ちまた 王たちの回廊』はみすず書房より1996年に出版された。 「人間図鑑!!」と謳われる本書。182枚のポートレイトにはそれぞれタイトルが付けられてい ...
お茶の歴史、ほか新入荷
『お茶の歴史』ヴィクター・H・メア、アーリン・ホー/著 忠平美幸/訳 2010年 河出書房新社 日本茶、中国茶、紅茶、…お茶のすべてがここに。初めて茶の「全世界・全歴史」を詳しく語った待望の決定版。植物学、医学、文化、宗教、経済、人類学、社会、政治など、さまざまな側面から「安全 ...
家畜人ヤプーを入荷しました
『奇譚クラブ』連載時から”奇書”と話題となっていた『家畜人ヤプー』。 1956年から連載され、出版をめぐっては、右翼団体が妨害を行い逮捕者が出るという事件となっている。 さて、この”禁断の書” ですが… 今回、当店が入荷いたしました ...
東洋文庫、新入荷いたしました
『西湖夢尋 東洋文庫861』張 岱/著 佐野公治/訳 2015年 平凡社 杭州は中国江南でひときわ栄えた都市である。その郊外にある名勝西湖の文物の文化と歴史を巡り、ゆかりある白楽天、蘇軾その他の詩文をまじえて辿った。明末清初の文人張岱の傑作を本邦初訳注する。 『訓 ...
ヒンドゥー教、ほか入荷しました
『ヒンドゥー教』ニロッド・C・チョウドリー/著 森本達雄/訳 1996年 みすず書房 仏教・キリスト教・イスラム教についで、世界的規模のインドの民族宗教ヒンドゥー教を現在のバングラデシュ出身の著者が明らかにする。西洋におけるヒンドゥー教研究の主流であるアカデミックな原典主義や、 ...
世界鉄道史、ほか新入荷
『世界鉄道史 血と鉄と金の世界変革』クリスティアン・ウォルマー/著 安原和見・須川綾子/訳 2012年 河出書房新社 1830年に英国で開業した鉄道。現在に至るまでに、地球規模で壮大な影響を及ぼした鉄道は、いかに世界を変え、人々の生き方を変化させていったのか。その起源から現代ま ...