新着情報・お知らせ
講談社学術文庫、新入荷
『ペリリュー・沖縄戦記 講談社学術文庫1885』ユージン・B・スレッジ/著 伊藤真ほか/訳 2015年 講談社 「戦争は野蛮で、下劣で、恐るべき無駄である」硫黄島に匹敵する損害率を記録した1944年秋のペリリュー島攻略戦。45年春の沖縄上陸戦。二つの最激戦地でアメリカ海兵隊の一 ...
劇的な精神分析入門、ほか新入荷本
『劇的な精神分析入門』北山修/著 2008年 みすず書房 今日、精神分析の臨床は、患者やクライエントの症状の意味を分析することから、人が生きることを共に考え、そして失敗することへとその力点を移している。意識と無意識、外と内、人間と動物、日本語と外国語、大人と子ども、普通と普通で ...
ホワイトヘッドなど状態いい本が多数入荷致しました
『ホワイトヘッドへの招待』ヴィクター・ロー/著 大出晁・田中見太郎/共訳 松籟社 本書は哲学専門家だけでなく、「普遍的観念に生き生きとした好奇心」を抱く人々を対象としている。ホワイトヘッドの著作が、小論文にいたるまでほぼすべてにわたって言及され、その発展の跡がたどられ、ホワイト ...
黒の画家フランシスコ・ゴヤ、ほか新入荷
『黒の画家 フランシスコ・ゴヤ』ジュリア・ブラックバーン/著 松田和也/訳 青土社 ゴヤ47歳。己の聴力を捧げ、彼は再び命を取り戻す。 名もない寒村の鍍金職人の子として生まれ、才覚ひとつで宮廷画家まで登りつめた青年時代。 金と名声、戦争の惨禍、宮廷世界、そして愛。人間の心の闇と ...
漢方医学書を入荷しました
漢方・東洋医学ジャンルから、入荷したての陰陽五行説の古本をご紹介! 「陰陽五行学説入門」 朱宗元・趙青樹原著 中村璋八・中村敞子共訳 谷口書店 「陰陽五行説 ―その発生と展開―」 根本光人監修 根本幸夫・根本養智著 薬業時報社 ◇陰陽五行は、陰陽学説と五行学説を簡略化した名称であ ...
めずらしい街歩きガイド
先日こちらで、お散歩のお供に(してはちょっとかさばりますが…)いかがですか、とご紹介しましたのは、「古地図と現代図」、「昭和30年代の地図と現代図」でした。 そして本日は、お散歩のお供にいかがですか、パート2! 帯をごらんください。「こんな街歩きガイドは世界に例がない」だそうです ...
吉本隆明全講演ライブ集を入荷
吉本隆明全講演ライブ集。先日入荷しましたのは、 第6巻・親鸞 第9巻・25年目の全共闘論、その他 第10巻・森鴎外 の3点です。 それぞれCD6枚とテキスト付です。 本ライブ集は、吉本隆明氏の講演を聴き続けた宮下和夫さんがご自身のテープの保存に急を要すると感じ、(寄贈を考えとある ...
江戸東京ライブラリー
『家康はなぜ江戸を選んだか 江戸東京ライブラリー9』岡野友彦/著 1999年 教育出版 東京に首都機能が集中してしまったのはなぜか、という疑問に答えるには、「家康はなぜ江戸を選んだのか」という疑問を解明する必要がある。「江戸」の由来、「徳川氏」改姓、水のネットワーク。「中世江戸 ...
情報化社会のライフスタイル
2016年の今となってはノマドという言葉もだいぶ浸透しているように思います。ですので、タイトルだけを見ると、ここ数年に出版されたものなのかと思うのですが、本書は1989年発行なのです。 著者は、建築家・黒川紀章。晩年は東京都知事選に出馬するなど政治活動もしていた人物です。 本書で ...
岩波現代文庫、入荷中
以前は棚2段位の量でしたが、4段位にまで増えました。 出版社在庫切れになっているものや、新刊屋さんで定価で売っているものも、古本で見つけられればお得に購入できます。 古本といっても、新品同様にきれいな本もたくさん入荷しています。 ぜひ一度、古本屋をのぞいてみてはいかがでしょうか。 ...
真説「陽明学」入門などを入荷
真説「陽明学」入門ほか、東洋思想の古本を入荷しました。 「陽明学」と聞いて皆さんはどんなことを思い浮かべますか? 晩年の三島由紀夫が傾倒した思想であり、反共産主義者で歴代首相の指南役といわれ安岡正篤が陽明学者として知られてきたこともあり、「右翼の学問」とイメージする ...
列島の鎌倉時代、ほか新入荷本のご紹介
『列島の鎌倉時代 地域を動かす武士と寺社』高橋慎一郎/編 2011年 高志書院 本書では、主として文献史料を中心に、鎌倉時代の地域社会の実態に迫ろうと考える。第一に、「在地領主」の存在実態を解明する。第二に、「寺社」と地域社会のなかの「権力」との関係。第三に「地域社会の内と外」 ...
西洋古典叢書入荷しました!
京都大学学術出版会発行の西洋古典叢書 第1期、第2期それぞれより、アリストテレス「ニコマコス倫理学」やセネカ「悲劇集1・2」など若干の入荷がございました。 「ニコマコス倫理学」は幸福とは何であるかという哲学の根本問題を平明なことばで綴った不朽の名作古典。 アリストテレスはこの作品 ...
東京散歩のお供に…
お散歩のお供に! といいたいところですが、持ち運ぶにはちょっと大きいかもしれません。 「江戸東京散歩」は古地図と現代図で江戸東京を楽しめる1冊。 ※2002年発行ですので現代図といえど、現状とは多少の違いがあるかもしれません。 「昭和三十年代東京散歩」は、昭和三十年代をテーマに東 ...
「新聞人」の本
「新聞人」というと、たいてい記者や編集者を思い浮かべるであろう。しかし本書では、「新聞人」とはいってもできるだけ“経営関係者”に重点をおいて、新聞界の発展に貢献した人物を取りあげている。 この「経営の先人たち」は、日本新聞協会発行の季刊『新聞経営』に昭和43年の第23号から平成1 ...
動植物についての本を入荷
ダーウィン、シーボルト、ウォレスなどの自然科学の本を入荷しました。 こちらの自然科学のコーナーにある、「生命の跳躍 ―進化の10大発明」は、イギリスの生化学者であり科学ライターでもあるニック・レーンによる著作。前作『ミトコンドリアが進化を決めた』は細胞小器官ミトコンドリアが生命進 ...
最強戦闘機 紫電改、ほか戦記関係の本が新入荷しました
『最強戦闘機 紫電改 甦る海鷲』 「丸」編集部編 2010年 光人社 零戦の後継機として期待され、優れた空戦性能と高速を誇った「紫電改」 連合軍側コードネーム“GEORGE”―初陣において米艦載機をつぎつぎと撃墜して敵機パイロットを震撼させた「紫電改」のすべてを徹底研究する完全 ...
江戸の身体を開く、ほか新入荷
『江戸の身体を開く 叢書メラヴィリア3』タイモン・スクリーチ/著 高山宏/訳 1997年 作品社 「解剖=人の身体を切って調べること」を高らかに謳いあげ『解体新書』は上梓された。蘭医とは即ち「切る医者」であり、江戸の人々は死体を切り、生身の人間を切る「切る医術」へのスプラッタ・ ...
山頭火、子規
『種田山頭火 ミネルヴァ日本伝選』村上護/著 2006年 ミネルヴァ書房 種田山頭火(1882~1940)俳人。生涯を漂泊行乞の旅に生き、破天荒な一俳人の澄んだ声は、いまなお、われわれの心を揺り動かす。昭和46年秋ごろから一躍有名になり、今や中学生の国語の教科書に掲載されている ...
セレクション
平凡社ライブラリーが入荷いたしました。 その中から2冊ご紹介します。 『ニーチェ・セレクション』渡邊二郎/編 2005年 平凡社ライブラリー551 神の死、超人、永却回帰、力への意志…過激に大して深遠なニーチェの思想は、なぜ今なお私たちの心をゆさぶるのだろうか?ニー ...
武道書・武術書を新入荷しました
空手の入門書から、沖縄空手・古武道、中国武術、合気武術などいろいろな武道・武術書を入荷しました! 中には、「擒拿術(きんなじゅつ)」という一般には耳なじみのない名前の武術の書もございます。 さて、この「擒拿術」ですが、どういうものかといいますと… 関節の逆をとり、身体の急所をとら ...
意味の意味、ことばの意味とは何か
『新版 意味の意味』C.オグデンほか/著 石橋幸太郎/訳 2001年 新泉社 本書は現代の思想・学問を成り立たせている抽象的言語、象徴の本質を明らかにし、解釈と言語伝達の理論を追究した、言語論の古典的名著である。解説の外山滋比古は、気に入ったところへ錨を下して、静かに発見の喜び ...
精神医学・心理学書入荷しました
先日、「精神分析用語辞典」などの精神医学・心理学書の古本を買取いたしました。 「精神分析に対する反感は、しばしばその用語についての悪口として表現される」という。 この辞書は精神分析用語の持つ様々な意味を区別して、その定義を述べるだけに止まることはできない。文献と引用によって支持さ ...
江戸・歴史関係の大判入荷
大判は単行本よりも、写真や挿絵、図版等が多く、眺めているだけでもおもしろいですね。 買取させて頂いた古本の中から2冊ご紹介です。 『江戸東京職業図典』槌田満文/編 2003年 東京堂出版 江戸末~明治の職業およそ400を、大竹政直、尾形月耕、山本松谷等の絵で紹介し ...
いろんな作家の人生を読む
最近よく見かけるなあとは思っていたのですが、こんなにあったとは! でん、でん、で~ん! 伝(評伝)がいっぱい。ということでございます。 パラフィン紙をかけたまま撮影してしまい、どんよりした感じに見えますが、本体はキレイめです。(ちょっとシミがあるものもありますが…) ムンク伝・「 ...