2017年10月
円山応挙画集など美術書を飯能市にて 出張買取
京都新聞社の円山応挙画集や出光美術館蔵品図録の田能村竹田など日本美術に関する画集や展覧会図録を中心にスペイン王室美術など西洋美術や中国美術に関する本を飯能市にて 出張買取。大判の美術書以外にも柏書房の日本書画落款印譜集成や支那書画人名辞書など研究書も多数お売り頂きありがとうござい...
土地を読みかえる家族、ほか入荷しました
『土地を読みかえる家族 オーストリア・ケルンテンの歴史民族誌』森明子/著 1999年 新曜社 大規模な経済システムとの交通を行いながら、「ローカルの世界」を境界づけ再構築しようと努めるヨーロッパ農村住民のたちの動向を、オーストリアのケルンテン州N教区でのフィールドワークをもとにし ...
江戸切絵図をお譲り頂きました
浅草御蔵前辺圖や市ヶ谷牛込絵図など江戸切絵図をお売り頂きました。江戸切絵図は、近吾堂版と尾張屋版が刊行されていますが、時代が古いのは近吾堂板による江戸切絵図で、近吾堂版の方が尾張屋板の江戸切絵図よりも格段に少ないのです。比較的尾張堂版の切絵図は比較的できますが、彩色木版画の綺麗さ...
第58回神田古本まつり
現在東京名物神田古本まつり開催中です。今年で58回!。 古本まつりの目玉である青空古本市は、歩道が特設書棚と書店に囲まれ、まさに本・本・本の古本パラダイス。その長さおおよそ約500m! 古本まつり中は各書店がたびたび本を入れ替えますので一度ならず何度かのぞいてみるのもおススメです ...
ロマン主義と表現主義、ほか入荷しました
『ロマン主義と表現主義 現代芸術の原点を求めて/比較美学の試み 叢書・ウニベルシタス469』アウグスト・K.ウィードマン/著 大森淳史/訳 2003年 法政大学出版局 ロマン主義は、ヨーロッパ精神史の転回期において現れたきた生と世界に対しての態度表明であり、現代初頭に登場してきた ...
谷崎潤一郎とオリエンタリズム、ほか入荷しました
『谷崎潤一郎とオリエンタリズム 大正日本の中国幻想 中公叢書』西原大輔/著 2003年 中央公論新社 憧憬と偏見の混在した谷崎潤一郎の中国への眼差しは、大正時代の2度にわたる旅行によってどのように変容したのか? 谷崎潤一郎の中国観の形成とその変化を、作品や旅行体験、中国の知識人た ...
宮城谷昌光の古本を入荷しました
中国歴史小説の名手として知られ、直木賞、吉川英治文学賞、菊池寛賞など多数の賞を受賞している宮城谷昌光。近年は日本を舞台にした時代小説も手掛けています。 先日、全集なども含め宮城谷昌光の著書を入荷しました。中には署名入りもございますので、ファンのお客さまはぜひお早めにどうぞ! こち ...
島津忠夫著作集や山東京伝など全集を出張にてお売り頂きました
国文学に関する古書と共に、角川書店の三遊亭円朝全集や中村幸彦著述集等の全集をお売り頂きました。お売り頂きました全集の中に和泉書院の島津忠夫著作集(本巻全14巻+別巻の全15冊揃い)とぺりかん社の山東京伝(既刊分1~18の内13・14未刊の16冊揃い)が御座いましたが、不揃いと残念...
女性作曲家列伝、ほか入荷しました
『女性作曲家列伝 平凡社選書189』小林緑/編著 1999年 平凡社 音楽史に登場する作曲家はなぜ男性ばかりなのか。優れた作品を残しながらも、音楽史に埋もれてしまった21人の女性作曲家の劇的な生涯とその作品を紹介し、従来の男性中心主義による音楽史像に再検討を迫る。 『ウィーン・フ ...
日本仏教思想史論考、ほか入荷しました
『日本仏教思想史論考』末木文美士/著 1993年 大蔵出版 日本における仏教研究法をはじめ、日本の仏教思想史を狭い専門分野としての捉え方から解き放ち、広く日本の文化や思想に関心のある人々と共同して考察していく姿勢を貫いた斬新な日本仏教論。 その方法論と日本仏教全体に関連する論文を ...
イスラームの黒人奴隷、ほか入荷しました
『イスラームの黒人奴隷 もう一つのブラック・ディアスポラ 明石ライブラリー109』ロナルド・シーガル/著 設樂國廣/監訳 2007年 明石書店 イスラームの世界にもブラック・アフリカから売られてきた黒人の奴隷たちがいた。しかし奴隷解放が美徳として奨励されていたイスラーム世界におい ...
続日本史籍協会叢書など歴史専門書の買取相談
東京大学出版会の 続日本史籍協会叢書木戸孝允遺文集やマツノ書店の大村益次郎先生事蹟、萩藩の財政と撫育制度など歴史専門書を成田市より宅配便にてお送り頂きました。お送り頂いた歴史書は専門書で状態もよく、買取金額が高い本が多くお譲り頂きありがとうございます。 今回お譲り頂きました「続日...
篆刻書と共に石印材や硯など書道道具等もお売り頂きました
蘭臺秋刻老子語印譜や中国の古印など篆刻書、印譜集と共に印材や筆、硯等もお譲りいただきました。書道、篆刻をなさっていたお客様からのご依頼の場合こういった、石印材や筆、硯等の買い取りもご依頼される事がよくございます。田黄石や鶏血石などの石印材は以前よりは下がってしまいましたが、まだま...
「東京裁判における通訳」を入荷しました
『東京裁判における通訳』武田珂代子/著 2008年 みすず書房 本書は、東京裁判の通訳について、一体誰がどのように通訳業務を行っていたのかについて、様々な事実を明るみに出す試み。 日米両国で得た多くの資料やインタビューから、通訳作業の全体像を概観し、通訳体制の三層構造や通訳手順成 ...
漢方書や鍼灸書を宅配便にてお送り頂きました
医道の日本社の漢方古方要方解説や株式会社中国漢方の漢洋医学比較研究医界之鉄椎など漢方に関する古書を千葉市若葉区大宮町より宅急便にてお送りいただきました。また、漢方書以外にも東洋学術出版社の針灸学 基礎篇・経穴篇・臨床篇や東洋学術出版社の症例から学ぶ 中医針灸治療など鍼灸関係の本も...
バルトークの室内楽曲、ほか入荷しました
『バルトークの室内楽曲』ヤーノシュ・カールパーティ/著 江原望他/訳 1998年 法政大学出版会 今世紀を代表する作曲家の一人であるベーラ・バルトークの室内楽曲を敬愛と博識でもって分析・考察をし、全作品におけるバルトークの秘密を統一的な視点から明らかにする試み。作品の成立にいたる ...
新入荷!日本の歴史に関する古書
日本の歴史書を入荷しました。当店では古代から近現代まで取り扱っています。 さて、写真は近世の日本における人身売買についての本です。 本書で扱うのは、徳川初期から明治初年までの人身売買についての諸問題。日本法史における人権とその認識・制度化の発達について明らかにすることを窮極の目的 ...
北京風俗大全、ほか入荷しました
『北京風俗大全 城壁と胡同の市民生活誌』羅信耀/著 藤井省三他/訳 1988年 平凡社 古都北京の典型的な中流家庭である呉家に生を受けた息孫子の結婚までの成長過程を描いた作品。冠婚葬祭や年中行事、迷信とその背景、子どもの遊戯、物売りの生態などの、古き北京のありとあらゆる風俗をユー ...
文学全集や歴史書、趣味の本など様々なジャンルの本を栃木県宇都宮市にて 出張買取
春秋社のG・K・チェスタトン著作集や新潮社の完本池波正太郎大成、玉川大学出版部のホラティウス全集など文学全集や東京大学出版会の新装版徳川慶喜公伝史料編、みすず書房の現代史資料など史料叢書など学術書や専門書を多数栃木県宇都宮市下荒針町にて 出張買取。また、専門書以外にも下岡蓮杖写真...
伊勢神道の成立と展開、ほか入荷しました
『伊勢神道の成立と展開』高橋美由紀/著 平成9年 大明堂 神信仰をはじめてロゴス化したといわれる伊勢神道。そのロゴス化に際して、仏教や道教などの言辞を借りて成立したという観点から、ロゴス化によって見えてくる史的背景を視野に入れ、伊勢神道を思想史の立場から捉えることによって、その歴 ...
宮澤賢治の童話
童話作家・詩人の宮澤賢治の童話を原作とした漫画集を入荷しました。 写真左・ますむら版宮沢賢治・童話集 漫画家・ますむらひろしによる童話集。銀河鉄道の夜、猫の事務所、風の又三郎、グスコーブドリの伝記などを収録。詩情豊かな賢治の童話の数々を”猫たち”によって表 ...
国訳一切経など古い仏教書
国訳一切経や昭和新纂国訳大蔵経など古めの仏教に関する古書を出張・購入させて頂きました。お伺い先は大田区田園調布本町で、仏教書の中には江戸時代後期に写された妙法蓮華経の写本などもお譲り頂きありがとうございました。ここで、国訳一切経の評価について簡単にご説明させて頂きますと、出版年月...
大恐慌論、ほか入荷しました
『大恐慌論』ベン・S・バーナンキ/著 栗原潤他/訳 2013年 日本経済新新聞出版社 度重なる経済危機を幾度となく克服してきたバーナンキFRB議長。彼は経済危機の本質をどのように捉え、いかなる方法を対策として考え、政策を実行しているのか。大恐慌のメカニズムの内に隠された経済危機克 ...
近世漢方医学書集成など漢方に関する本を静岡県よりお送り頂きました
名著出版の近世漢方医学書集成や春陽堂の新註校定国訳本草綱目など漢方に関する書籍を静岡県富士市より宅配便にてお送り頂きました。漢方と漢薬や漢方処方の八綱分類などシミや傷みがある本も御座いましたが頑張って評価させて頂きました。また漢方書以外にも本来全33巻揃いなのですが15冊と揃いで...
カント哲学のアクチュアリティー、ほか入荷しました
『カント哲学のアクチュアリティー 哲学の原点を求めて』坂部恵/他編 2008年 ナカニシヤ出版 危機の時代である現代にこそ甦る批判哲学の真髄を探る。心=霊魂や科学、道徳、自然、美、平和など、今日においてもなお問われ続けている様々な主題群からカントの思考へと迫り、今日的な意味に ...