川端康成（かわばたやすなり） 作品買取

明治32年(1899年)、大阪府大阪市北区此花町(現天神橋)に生まれる。尋常小学校卒業後、大阪府立茨木中学校へ進学し、この頃から文芸雑誌を読み始める。第一高等学校を経て東京帝国大学文学部英文学科に進学、第6次『新思潮』刊行を企画し菊池寛を訪ねたことから芥川龍之介などとも面識を持つようになった。在学中から作品発表の場は『新思潮』のみにとどまらず、『新潮』や『時事新報』などにも評論を掲載するようになる。大正13年(1924年)に大学を卒業後、同年10月には学生時代からの友人であった横光利一や今東光らとともに同人誌『文藝時代』を創刊、本誌には後に「伊豆の踊子」などを発表する。昭和元年(1926年)の『感情装飾』を始め、『伊豆の踊子』『浅草紅団』『禽獣』などを出版、昭和12年(1937年)には代表作となる『雪国』を刊行した。昭和21年(1946年)には三島由紀夫と出会っている。戦後も『千羽鶴』『山の音』『眠れる美女』『古都』など数々の作品を発表、刊行している。昭和43年(1968年)、日本人初のノーベル文学賞を受賞するも、昭和47年(1972年)には自ら命を絶った

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